関西出張:伊勢神宮編④
皆さん、こんにちは。
今回は伊勢神宮参拝における「月読宮(月讀宮)」についてご紹介します。
月読宮は、横一列に鎮座する四つの別宮から成っており、
それぞれに御祭神が祀られています。
御祭神は、右から月読荒御魂宮②、月読宮①、伊佐奈岐宮③、伊佐奈弥宮④となっており、
参拝を行う際は、通常①から④の順にお参りします。
端から順に、というわけではないので注意が必要ですね。
別宮前の看板にも書いてあります。
これに従ってお参りしましょう。
ところで、「月読宮」と「月読荒御魂宮」の違いは何でしょうか?
これには「和御魂」と「荒御魂」の概念がかかわっています。
伊勢神宮の公式サイトには
荒御魂とは、神様の御魂のおだやかな働きを「和御魂」と申し上げるのに対して、
https://www.isejingu.or.jp/about/outerbetsugu/#tsukiyomi
格別に顕著なご神威をあらわされる御魂の働きを「荒御魂」とたたえます。
とあります。
「和御魂」と「荒御魂」とを分けて祀っているのですね。
同サイト内にも紹介がある、天照大御神の荒御魂が祀られている「荒祭宮」。
月読命同様、和御魂とは別に祀られているようです。
それでは今回はこのあたりで。
お読みいただき、ありがとうございました。